「聖書のみ」の教理について
第二バチカン公会議(出典) ベネディクト16世ヨーゼフ・ラッツィンガー著(里野泰昭訳)『新ローマ教皇ーーわが信仰の歩み』(春秋社)より一部抜粋 (下の目次の小見出しは読みやすさを考え、ブログ管理人が任意に作成したものです。) 目次 どのテーマ…
ルター訳ドイツ語聖書(出典) 目次 ソラ・スクリプトゥーラとソラ・フィデ ヤコブ2章24節 ローマ3章28節 おわりに
合法的であること。非合法であること。(出典) 目次 リビング・ルームでの即興聖餐式 母教会の立場から見て、このシスマは正当化され得るのだろうか? 「ローマからの分離」の合法性/非合法性の問題に行き着く 教会法(canon law) ある超教派のミッション…
「キリストの現存ーー。それゆえに私たちはベールを被ります。」カトリック・サイトVeils by Lilyより 目次 はじめに シンボル観 祈りのベールを実践し始め、自分の内に起された変化 対等主義から相補主義への移行 バプテスマやユーカリストにおける「シンボ…
目次 バプテスト信者の家庭に生まれる カリスマ派の教会へ移る 深みに漕ぎ出すーーユダヤ的キリスト教との出会い 魂の暗夜ーーブルトマン、ティリッヒ、バルトへ 再び深みへ漕ぎ出すーー宗教改革そして改革派信仰へ キリスト教学校の教師として 長老教会の牧…
「権威」というのはどこから来ているのだろう?(出典) 目次 全体の総目次 第5章.反論とそれに対する応答 A. 反論:「君だって同じじゃないか(Tu Quoque)。カトリックの立場も結局『ソロ・スクリプトゥーラ』を免れていない。」 カトリックとプロテスタ…
前提主義者は、上記の循環論法に対し、どのように答えるのか?ーー無神論者たちからの挑戦(Atheism siteより)___________________________ 目次 前提主義(presuppositionalism)の問題の所在 「存在の秩序」と「認識の秩序」ーーアリストテレスの区分 デ…
ローズ家の人々(出典) 目次 キリスト教棄教者の家庭に生まれる 神を信じようと ‟トライ” してみる 福音主義プロテスタントの友人たちに質問する バプテスト信者になる この分裂状況をどのように考えればいいのだろう? 聖書正典は66巻か、それとも73巻…
全体の目次はココです。 本稿内の小見出し 執筆者 第4章.なぜソラ・スクリプトゥーラとソロ・スクリプトゥーラの間には原則的相違がないのかについて C.派生的権威(derivative authority)という誤想 「ソラ」と「ソロ」を区別したい でも結局、両者の間…
目次 正統長老教会(OPC)の牧師である自分に一体何が起こったのか 1.プロテスタント宗教改革の肯定的諸原則 2.教父たちの文書 3.教会権威の問題 「聖書のみ」の教理は自明の理ではないのか? おわりに
“The Assumption of the Most Holy Mother of God”(Pietro Cavallini作) 目次 遺物、聖人、マリア崇敬に対するマイナス感情 最初のパンチ 一筋縄ではいかない 聖人や遺物は実は聖書的だということに気づく なぜユダヤ人たちはこのような事を信じ実践してい…
431年に開催されたエフェソス公会議(出典) 目次 全地公会議に対するプロテスタントとカトリックそれぞれの捉え方 エフェソス公会議 告白者マクシモス
トビト記(出典) 目次 第二正典は「聖書」のうちに入るの? もしもプロテスタンティズムが正しいのだとしたら・・・ プロテスタントは第二正典を拒絶した カトリシズムは真であるゆえに・・・ プロテスタントのジレンマ 正教会の見解
目次 もしもプロテスタンティズムが正しいのだとしたら、その時・・ まな板の上の4巻 カトリシズムは真であるゆえに・・・ プロテスタントのジレンマ
Fr. Aidan Kimel.
David Anders 目次 生い立ち 教会 「人を救うのは信仰であり、行ないではない」 大学入学後ふたたび信仰が息をふき返す ホイートン大学にて トリニティー神学校へ 宗教改革史を専門にすることに決意 博士課程スタートーー「信仰のみによる義認」の教理研究に…
Jason Stellman, A Heartfelt Farewell to the Presbyterian Church in America, May 31, 2012. パシフィック・ノースウェスト長老会御中 いろいろな意味で、これは今までの自分の人生の中で最も困難を要する書簡です。どうか本書簡がへりくだりと尊厳の精神…
Jason Stellman Resigns from the Presbyterian Church in America - Resurrectio et Vita - UriBrito.com Jason Stellman, On Paradigms Protestant and Catholic, 2012(全訳) 最近のカトリック/プロテスタント間のディスカッションにおいて、‟解釈的パ…
家庭礼拝での詩篇歌唱(出典) ブライアン・クロス氏と、ジェイソン・スティールマン氏の対談のPodcast(mp3)を聴きました。 ジェイソン・スティールマン氏は米国長老教会(PCA)の牧師として、2011年6月、(Federal Visionに関し)同僚のピーター・ラ…
ノールティー一家(出典) 目次 生い立ち カベナント大学、そしてウェストミンスター神学校へ 自分の中に在る「非聖書的な諸前提」を根絶したい 快適ゾーンから一歩外へ 教会にとっての最終権威は何(or 誰)なのだろう? 今自分が置かれている条件下では解…
出典 目次 二つの「超教派」 「超教派」という思想 〈ダミー教皇制〉を受け入れるか否か 公同主義的側面 別れではなく再会
出典 ソラ・スクリプトゥーラ(「聖書のみ」)及びソラ・フィデ(「信仰のみ」)の教理についてですが、これまで20年近くに渡り、私はプロテスタントのこの土台教理を信じてきました。カトリックとのエキュメニズムの動きにあれほど強固に反対していた理由…
出典 目次 学生時代に聞いた問いかけ 3種類の回答 カルヴァンは実際に何と言っているか 考察ポイント① 考察ポイント② 虚偽のダイコトミー オールタナティブな見解およびその立場の抱える矛盾 ノックダウン議論なのだろうか
出典 【前篇】はココです。 目次 カトリック神学者たちとのディベート 「自然と恩寵」の関係 自分の疑いと懐疑主義の発生源に気づく 「哲学と神学」の関係 トマス・アクィナスに行き着くーー懐疑主義からの漸進的回復 ルターの「十字架の神学」 米国における…
あなたの真理のうちに私を導き、私を教えてください。詩篇25:5a(出典) 目次 熱心なバプテスト信者になる 孤立した教会構造に疑問を感じ始める 古典的神学書を熱心に読み始める なぜかカール・バルトの『教会教義学』を読了しようと決意する 信条告白主…
全体の目次はココです。 本稿内の小見出し 第4章.なぜソラ・スクリプトゥーラとソロ・スクリプトゥーラの間には原則的相違がないのかについて B. ソラ・スクリプトゥーラに内在している矛盾 「ソロ・スクリプトゥーラ、ソラ・スクリプトゥーラ」の論考に対…
目次 はじめに カルバリーチャペルの宣教師として カルバリーからウェストミンスターへ いまいましい論文に出くわすーー「聖書のみ」の教理に対する挑戦を受けて ソラ・フィデ(「信仰のみ」)ーーここだけは何としてでも死守したかった、、だが、、、、 ウ…
出典 全体の目次はココです。 本稿内の小見出し 第4章.なぜソラ・スクリプトゥーラとソロ・スクリプトゥーラの間には原則的相違がないのかについて A. 直接的そして間接的な最終的解釈権威 ソロ・スクリプトゥーラ 二通りの方法 自分自身を自らの究極的な…
「私は聖書からの証明、あるいは明瞭かつ明白な理由や議論によって、確信させられない限り、何も取り消すことはできないし、取り消そうとも思わない。なぜなら、良心に背いて為すことは、安全でなく賢明でもないからだ。我、ここに立つ。私はこうするより他…
複雑に入り組んだ16世紀をみる〈眼〉が、いつも真理と憐れみ、その両方で潤ったまなざしであることを主に祈り求む。(出典) 全体の目次はココです。 本稿内の小見出し 第2章.ソロ・スクリプトゥーラの説明とその問題点ーーマティソンによる解説 ソロ・…