巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

2017-01-27から1日間の記事一覧

クリスチャンは苦難や死に対しどのような態度をとるべきか?――殉教者キプリアヌスの手紙【天国をめざして】②

①からの続きです。 またわたしたちは自分の思いではなく神の御心を行なうべきです。これは主が私たちに日々祈るよう指示している「主の祈り」に沿ったものです。「あなたのみこころが成りますように」と祈りながら、いざ主が私たちをこの世からお呼びになる…

クリスチャンは苦難や死に対しどのような態度をとるべきか?――殉教者キプリアヌスの手紙【3世紀、カルタゴ】①

キプリアヌス(引用元) 訳者はしがき 3世紀の半ば、非常に激しい疫病が北アフリカ全地域を襲い――クリスチャン、異邦人の違いに関わらず――、何千何万という人命が失われていきました。ある地域では、死者の数が生存者のそれを上回るほどでした。地獄のよう…

天における恭謙な礼拝(イサク・ワッツの信仰詩)

【恭謙(きょうけん)】 [名・形動]慎み深く、へりくだること。また、そのさま。humble, deferential, self-effacing, respectful, submissive, modest, free from vanity, retiring, unassertive 御父よ、わが魂は、汝の住まう処を一目見たいと 切望し、…