巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

アグニ・パルセネ(Ô Vierge Pure; 聖母マリアへの聖歌)【フランス語】

出典

教皇制及びペテロの首位性に関するカトリック・正教双方の文献リスト

エリック・イバラ師が、教皇制及びペテロの首位性に関する文献リストを挙げておられます。各著者は、カトリック教会の方である場合もあれば、正教会それから、聖公会の方である場合もあります。

創世記を「文字通りに“Literally”」解釈することについて(セラフィム・ローズ修道士)

創世記および進化について語る人々の多くがこの原則に注意を払っていないのではないかと私は案じている。中にはプロテスタント原理主義を論駁しようと躍起になる余りに反動が出過ぎ、そういった人々は、創世記の聖句を「文字通り」に解釈しようとするいかな…

「放蕩娘」の帰郷――アテネ大学法学部マリア・コルナルーさん(21)へのインタビュー記事

アギオス・エレフテリオス教会(Church of Agios Eleftherios) 目次 生い立ち 煙草、パーティー、マリファナ 魔術の世界へ ギリシャ旧暦派(Greek Old Calendarists)分離グループへ エヴァンジェリカル教会の姉妹に出会う 精神分析家兼司祭の所に相談に行く…

真理は単純だろうか、それとも複雑難解だろうか。

某正教修道院で一人の修道士の方と話をしました。この方は私の霊的旅路を評し、一言、「真理というのはね、単純なんだよ。単純。」とおっしゃいました。どういう意味だろうと思案していたところ、「あなたが正教に導かれるようになったきっかけ自体は、煩雑…

祈りの姿勢、東向性の意味について(聖大バシレイオス)

「しかし、わたしたちの国籍は天にある。そこから、救主、主イエス・キリストのこられるのを、わたしたちは待ち望んでいる。」フィリピ3章20節 私たちは皆、祈る際に東の方角(toward the East)を向いていますが、そうすることによって実は自分たちが古…

新約聖書における第二正典(Deuterocanonical books)言及について

目次 はじめに 新約聖書における第二正典言及について 関連記事

神への暴力と対等主義的ユートピア【ソビエト集団主義化する進歩的キリスト教】

「進歩の理論はあらゆる人間的世代、あらゆる人間的人格、あらゆる歴史的時期を、終極の目標に対する一個の手段、一個の道具に変えてしまう。。進歩の宗教は死の宗教であって、復活の宗教でない。永遠の生のために生きとし生けるものを復活させる宗教でない…

反マリア(Anti-Mary)の台頭――現代社会における女神崇拝

セオトコス(聖母マリア様)のイコン 『女神 聖と性の人類学』(女神研究序論)の中で田中雅一教授は現代における女神崇拝について次のように概説しています。

置き換えられた「サクラメント」――カトリック・カリスマ運動は「刷新」それとも「自己矛盾」??

カトリック・カリスマ刷新集会(出典) ローマ・カトリック弁証家のマイケル・ロフトン師が「カリスマ(ペンテコステ派)運動」に関し概説しておられます。

三位一体は人間の思索の根本的な成立条件であり、また終局である。(V・ロースキィ)

目次 三位一体は人間の思索の根本的な成立条件であり、また終局である。 東西の三位一体論の違い――東方は「三」から「一」へ。西方は「一」から「三」へと思索を展開する。 東方の三位一体論――「父は三位に共通な神性の源泉であって、子と霊を生む」という教…

むき出しのヨガパンツと秘められ覆われたマリア様

薄暗い礼拝堂は、聖なる静寂で満ちていました。街の喧騒を後にし、私たちはマリア様のイコンの前にたたずみます。1世紀、2世紀、5世紀、7世紀、10世紀、13世紀、15世紀、17世紀、19世紀、20世紀、、ああ、これまでどれだけ多くの女性たちが…

祈りについて(聖ヨハネ・クリュソストモス)

祈りと言う時、私が意味しているのは口から発せられることばだけでなく、心の芯奥から湧き出てくるものをも指しています。深く根を張った樹々が嵐に害されたり根こそぎにされたりしないように、心の奥底という深い根から汲み出される祈りというものもまた、…

「永遠の哲学」(Perennial philosophy)、新プラトン主義【ニューエイジ、エキュメニズム運動の思想源流】

東方正教会のデイビッド・P・ハリー氏がPerennial Philosophy vs Logos Spermatikos(永遠の哲学 vs ロゴス・スペルマティコス)という講義の中で、現代のニューエイジ、エキュメニカル運動等の思想系譜を概説しています。

プロテスタント救済論について(ジョサイア・トレンハム長司祭)

Archpriest Josiah Trenham, Rock and Sand : An Orthodox Appraisal of the Protestant Reformers and Their Teaching, 2015. Chapter II Heresies of Protestantism(抄訳) それでは今度は、救いに関するプロテスタント教義に注目していくことにしましょ…

教会とエキュメニズム(by スピリドン・ベイリー神父)

もしも魂が教会の教えを身に着けていないのなら、彼の内にイエスが王座に就くことは不可能である。聖ヒエロニムス(4世紀) やがて諸階層、諸国の民は似たような思想を持つようになり、大きな歓喜の内に反キリストを王として高らかに宣言するようになるであ…

私の誤信の主原因は、Ordo Theologiaeの乱れと逆転にありました。

茉莉花(まつりか) 目次 振り返りと見直し 【補足】Essence(ウーシア、本質)とEnergy(エネルゲイア)の区別ーーウラジーミル・ロースキイ 振り返りと見直し なぜ初めの一千年期の教義史や教父文書を学び始めたプロテスタント信者の大半が、早かれ遅かれ…

訂正とお詫び(オリゲネスに関する翻訳記事について)

FirstThings誌に掲載されたデイビッド・ベントリー・ハート氏のオリゲネス論("Saint Origen")を以前、本ブログにて翻訳掲載いたしました。オリゲネスは一般に評価の難しい人物ですが、教会は諸公会議を通し、実に何百年という歳月をかけ、オリゲネス問題に…

序章と終章、、、そして新たなる序章。

東方正教徒として初めての受難節を迎えました。聴罪司祭であり師父である修道司祭からの霊的助言を仰ぐ中、「受難節のこの期間は特にたましいの静寂(ἡσυχία, ヘシュキア)を追い求め、多言を避けつつ、主の前に静まるようお努めなさい」という指導を受けて…

三位一体神のことを「御母」と呼ぶことが不可能な12の理由(by ドワイト・ロングネッカー神父)

出典 Fr. Dwight Longenecker, Twelve Reasons Why You Can’t Call God “Mother”(全訳) 目次 はじめに 1.イエスは神のことを「御父」と呼ぶよう私たちに言っておられます。 2.旧約聖書は神のことを御父と言及しています。 3.典礼は神のことを「御父…

ジェンダー包括訳(gender-inclusive)聖書が私たち女性にとって有害である10の理由(by メアリ―・A・カスィアン)

Dr. Mary A Kassian, 10 reasons why the new NIV is bad for women(拙訳)*前ブログに掲載されていた翻訳記事です。 目次 はじめに:「言葉」を変にいじくり回すなら「意味」も変にいじくり回されてしまう 1.包括訳聖書は、ジェンダーという深遠なシン…

福音派神学生Fさんへのレター

Fさん、こんにちは。現在、エウカリスチア(聖餐)におけるキリストの現存に関し、それからマリア教義に関し、カトリック教会の教理を真剣に検討なさっているということをお聞きしました。

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この世におけるすべては過ぎ行く——。残るはただ神のみ。生涯をかけ欣求するに値するは唯一、この神のみである。 セラフィム・ローズ修道士

忠実な聖公会信者の方々から受けた恵み【感謝のレター】

まずは個人的なお話から始めます。私は20年近いプロテスタント信仰生活を経、2018年中盤に一介の旅びととなり、ローマ・カトリック教会、ビザンティン東方典礼カトリック教会、東方正教会それぞれのコミュニオンで教義研究をし、求道し、多くの方々に…

避難すべきか、とどまるべきか?—今後の行き先を模索する聖公会指導者たちの精神の軌跡

Brisbane Anglican diocese welcoming more women than men to the priesthood - ABC News (Australian Broadcasting Corporation) Bishop Robertson married at cathedral |The Diocese of Toronto 「どの世代にあっても、キリスト教はそれをとりまく文化を…

聖体拝領(Holy Communion)——キリストの内住の極み

«Λάβετε, φάγετε, τούτο μου εστι το Σώμα. Πίετε εξ αυτού πάντες, τούτό εστί το Αίμα μου» 聖体拝領(聖体礼儀:Θεία Κοινωνία)の秘跡に与りました。

神秘のバラ(聖ジョン・ヘンリー・ニューマン)

Newman, John Henry, "Rosa Mystica". Meditations and Devotions, 1893. (抄訳) マリア様は霊的世界の中にあってまことに類まれなき美を宿した花です。このように荒れ果て荒廃した地から、聖さと栄光をたたえた花々が生み出されてくるのは神のご恩寵の御…

日々死にゆくように生を生くるなら、我々は罪を犯そうとはしないだろう。—聖大アントニウス(3世紀)

出典 Μέγας Αντώνιος, Ευεργετινός Α΄, σελ. 58(拙訳) 「日々死にゆくように生を生くるなら、我々は罪を犯そうとはしないだろう。毎朝、目を覚ましたら、その日の夕はないだろうと思いなさい。そして夜、床に就く際にはもはや目を覚ますことはないだろうと…

福音主義クリスチャンと聖母マリア(Θεοτόκος)(by ロバート・アラカキ)【後篇】

【前篇】からの続きです。 出典 目次 マリアの処女性——聖書的立証 マリアの永続的処女性—神学的角度 祈りのパートナーとしてのマリア プロテスタンティズムの心の傷跡(Protestantism’s Emotional Scars) 正教の方へ漕ぎ出す 「聖書のみ(Sola Scriptura)…

福音主義クリスチャンと聖母マリア(Θεοτόκος)(by ロバート・アラカキ)【前篇】

出典 目次 福音主義クリスチャンにとっての最大のハードル 聖書の中のマリア マリア——全ての福音主義者にとっての母 典礼の中におけるマリア 全地公会議(The Ecumenical Councils) マリアとイコン