巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

「私の視点」と「もう一つの別の視点」ーーギリシャ正教会の国で生きる少数派プロテスタント教徒として

巨大な岩の上に建つメテオラ修道院群 2015年の国勢調査によると、ギリシャ共和国に占める正教徒(greek orthodox)の割合は90%です。ウィキの統計によると、ギリシャ国内の福音派は3万人、聖霊派も3万人位だとされていますので、全人口比(1080…

詩篇歌のベーシックな旋律(tune)を覚え、複雑な時代に、シンプルに神とつながりましょう!

家の中にいる時だけでなく、コンパクトな詩篇歌一冊を手に携え、公園や海辺、山の頂で神のことばを歌い、神に賛美を捧げるひとときは、信仰者にとってなんという喜び、そしてやすらぎでしょうか。 情報コメンテーターのニコラス・カー氏が2011年に出版し…

主よ、あなたの恵みは天にあり、あなたの真実は雲にまで及びます。

神のことばが私たちの内で祈りとなり、御霊によって湧き出でる賛美となりますように。聖徒の魂と口から告白される神の偉大さと栄光が、全世界を満たしますように!

新約聖書の言語(by ダニエル・B・ウォーレス)

目次 はじめに ギリシャ語の諸段階〔通時的〕 1.ホメロス以前(BC1000まで) 2.諸方言の時代、ないしは古典期時代(BC1000~BC330) 3.コイネー・ギリシャ語(BC330-AD330) 4.ビザンティン(もしくは中世)ギリシャ語(AD330…

「新約聖書はどのように旧約を用いているのか?」詳細文献目録(G・K・ビール著『Handbook on the New Testament Use of the Old Testament: Exegesis and Interpretation』より)

目次 はじめに さまざまな旧約聖書のバージョンを、新約聖書の中の旧約引用や引喩と比較する際に有益な文献 新約聖書の中での旧約使用に関するさまざまな側面に関する著述や論文 福音書および使徒の働きに関する著述や論文 福音書および使徒の働き一般 マタ…

新約聖書はどのように旧約を用いているのか?(by E・アール・エリス)

目次 新約聖書解釈における諸前提 1.概要 2.歴史としての救済 3.予型論(Typology) 4.その他の諸前提 この章の文献目録

讃歌の紅葉とハーモニー

ある日の早朝、何か特別礼拝があったのでしょう、近くの正教会から典礼音楽が流れてきていました。窓辺でぼんやりその旋律を聞いていると、ちょうどそこに知り合いのアメリカ人宣教師が通りかかりました。"Hey, what do you think of that song?"と正教会の…

プラトン思想とキリスト教世界観(by ヴェルン・ポイスレス)

プラトン時代のアカデメイアを描いたモザイク画 目次 はじめに 言語との関連性 多と一(The Many and the One) キリスト教化されたプラトニズム 馬(horses)についてのキリスト者の見方 異文化間の普遍性と個別性 視点(Perspectives)

真の女性らしさの開花とその喜びーー祈りのベールの証し集〔総集編〕

目次 姉妹たちの証し ① ヴィアン・エリザベス姉妹(ルーテル教会、ノルウェー) ② エリザベス・ワイザー姉妹(インターナショナル教会、イスラエル/米国) ③ アンジェラ・デッカー姉妹(ブラザレン系教会、カナダ) ④ アリソン・チャップマン姉妹(ペンテコ…

なぜ私が詩篇歌を愛するようになっていったのかーーミッシェル・ラフェブレ牧師の証し

目次 なぜ私が詩篇歌を愛するようになっていったのか 訳者の小さなメモ ミッシェル・ラフェブレ(米国インディアナ州 Christ Church Reformed Presbyterian of Brownsburg 牧師)

宗教改革の霊性ーー礼拝賛美について(by ジャン・カルヴァン、1543年)

目次 二種類の祈り(Two Kinds of Prayers) 歌うことを通した表現(Expression Through Singing) 音楽の重要性(Importance of Music) 音楽の力(Power of Music) なぜ詩篇を選ぶのか(Why the Choice of the Psalms) 理解を伴った賛美行為の必要性(Si…

神を礼拝することと、妻であることについて

「恭しい(うやうやしい)」という美しい日本語があります。これは元々、礼(うや)を重ねて形容詞化した語であり、「相手を敬い、礼儀正しく丁寧である」という意味を持っています(大辞泉)。

夕暮れ時に、光がある。

時として摂理は、ますます暗さを増していくように思われます。それはちょうど、落陽が黄昏(たそがれ)の闇の中に沈み溶け込んでいくかのようです。しかし、そういった自然の常とは反対に、そして私たちの憂いとは反対に、「夕暮れ時に、光があります!」(…

ダニエル書「第70週の契約」(by メレディス・G・クライン)

目次 ダニエル9章の統一性 ダニエルの祈りの中における契約テーマ ガブリエルの預言の中における契約テーマ ダニエル9:27における契約 結論

ベリート〔berith〕とディアセーケー〔diatheke〕ーーそれぞれの起源と意味について(ゲルハルダス・ヴォス著『歴史神学』より)

目次 ベリート(berith) 贖罪の特別啓示(Redemptive Special Revelation)とは何か? ベリートの傑出した特徴点 ディアセーケー(diatheke) もう一つの候補語シンセーケー(syntheke)はどうなのか? 翻訳者たち、古(いにしえ)の語義を復元させる ロー…

「組織神学」と「聖書神学」の結婚(by ヴェルン・ポイスレス)

目次 はじめに 歴史からの教訓 新しい定義 聖書神学に対する組織神学の影響 参考になる資料 文献目録

人間の自由意志と、決定論について(『ベイカー福音主義神学事典(Evangelical Dictionary of Theology)』より)

Walter A. Elwell, ed., Evangelical Dictionary of Theology, Second Edition, 1984("Freedom, Free Will, and Determinism"の項を全訳) 目次 はじめに 決定論(Determinism) 自然主義的決定論(Naturalistic determinism) 有神論的決定論(Theistic de…

辞書というのは一体どれくらい客観性を持ち得るのでしょうか?

三木清「辞書の客観性」より 私がヴォルテールの『哲学辞書』を買つたのは、たしか大黒屋といふ本屋であつたと思ふ。これは京都ホテルの前にあつた洋書屋で、ホテルに来る外人が主な客であつたらしいが、現在はなくなつてしまつたやうだ。

一般啓示とは何でしょうか?(『ベイカー福音主義神学事典(Evangelical Dictionary of Theology)』より)

天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる(詩篇19:1)。 目次 一般啓示の定義 さまざまな立場についての要約 1.全否定派 2.改革派オランダ学派 3.リベラル派の二潮流 4.アクィナス学派 5.アウグスティヌス、ルター、カルヴァ…

上り坂(クリスティナ・ロセッティの信仰詩)

この曲がりくねった道は、 ずっとずっと上り坂なのでしょうか?

黙すべきか黙さざるべきかーーヴォルムス帝国議会前夜に捧げられたルターの苦悶の祈り(1521年)

〔ヴォルムス帝国議会での訊問の前夜に〕 「おお神、とこしえなる全能の神よ!この世は何と恐ろしいものでしょうか!見てください、その口は今にも私を飲み込まんばかりであり、しかも嗚呼、汝に対する私の信仰の何と小さく、脆いことでしょう!・・・おお、…

多元主義と相対主義(by R・C・スプロール)

目次 高い仕切り壁 「多数から一つへ」から「多数から多数へ」 進化思想の興隆ーー19世紀 「進化」から「相対性」へーー20世紀 教会の中の多元主義 多元主義:キリスト教のアンチテーゼ 相対主義と中絶問題 誰が中絶する権利を与えているのでしょうか? …

神の不変性を想う(by ジョン・マクダフ)

John McDuff (1818-1895), The Immutability Of God(全訳) 「しかし、あなたは変わることがなく、あなたの年は尽きることがありません」(詩102:27)

なぜ「解放のミニストリー」によって人々はかえって束縛されるようになるのか――「霊の戦い」という世界観に対する警告(by ボブ・デウェイ)

目次 「解放のミニストリー」教役者としての日々 「霊の戦い」という世界観におけるエクソシズム(悪霊追い出し) 秘密の霊的法則 秘密の知識と解放 霊的「専門部隊」 摂理的世界観への転換 それではこれまでの自分の経験をどのように評価すればよいのか? …

脱構築(déconstruction)とキリスト教世界観(by ヴェルン・ポイスレス)

目次 はじめに 脱構築(déconstruction) 私たちの姿勢 フィールド・パースペクティブとしての脱構築 脱構築のモットー:『テクストの外部には何もない。』 脱構築のモットー:『作者の死』 脱構築のモットー:『シニフィエ(‟記号内容”)の繰延』 脱構築の…

教会はいつ始まったのか?(by D・A・カーソン)

D・A・カーソン(トリニティー神学校) D.A. Carson, When Did the Church Begin?(全訳) 「教会はいつ始まったのか?」この問いは、特に神学を学ぶ学生たちの間で頻繁に出されます。

時代精神とキリスト者(by フランシス・A・シェーファー)

人が自らの思想によって引かれていくところの、その深淵(亀裂)が何であるかを理解することは、知的に重要であるだけでなく、霊的にも肝要である。 キリスト者はこの世の時代精神に抵抗しなければならない。しかし、われわれが「時代精神に抵抗する」と言う…

イサク・ワッツの信仰詩集

イサク・ワッツについて 私は神の偉大な御力を歌う 天への憧れ 永遠の力!その高き住まいは神の壮麗さを映し出しています 荒れ果てた地より汝の御顔を仰ぎ見つつ ああ、わが救い主は血を流されたのでしょうか。 イエスは、太陽の行き巡るところ、全てを統べ…

幽遠(ゆうえん)

我と汝 もの言はぬ書き手と、 もの言はぬ読み手と、 無言のうちに 共感し合う。 静に。深く。 感謝。

たましいの恒久的「心療内科」としての詩篇歌と敬拝

目次 詩篇歌を愛した先人たちの声 詩篇歌を味わう 詩篇138篇1-5節(英語による詩篇歌) 詩篇51篇7-13節(英語による詩篇歌) 詩篇28篇6-9節(英語による詩篇歌) 詩篇62篇(ゲール語による詩篇歌) ジュネーブ詩篇歌1篇のメロディー(1…