巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

ロックンローラーたちにハイジャックされたキリスト教会【音楽の領域における惑わし】

はじめに 考察テーマ① ロック礼拝と偽教理 考察テーマ② ロック賛美と肉体の動き――Beat Anticipationのもたらす効果―― 考察テーマ③ ロックと脳内ベータ波――脳神経学的観点から―― ロックの根本哲学――Do What Thou Wilt(何であれあなたが欲するように為せ) ロ…

「求道者にやさしい(Seeker-sensitive)」礼拝とプラグマティズム(by R・C・スプロール)

目次 プラグマティズム 関連記事および資料 プラグマティズムとマーケティング(ピーター・ドラッカーの経営学原理とSeeker sensitive教会) 補足:プラグマティズム前期の歴史 www.ligonier.org プラグマティズム アメリカ文化を形成してきた大半の諸哲学は…

さいわいなる不適応者たち――聖書的分離と敬拝(by A・W・トーザー)

目次 さいわいなる不適応者たち! 十字架抜きのキリスト教 驚嘆に満ちた崇敬 聖徒は孤独な道を歩まなければならない さいわいなる不適応者たち! A.W. Tozer, Blessed Maladjustment!(全訳) 今日の悲劇は、福音教会が、数的なものによって混乱させられ、ま…

「コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック(CCM)」および 「CCM 賛美哲学」という語の説明と定義

目次 用語説明と定義 CCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)という用語についての定義 英文での説明 「CCM賛美哲学」という用語についての定義 CCM賛美哲学に隣接するその他の領域概念 プラグマティズムと「求道者にやさしい(Seeker-Sensiti…

お知らせです。

お知らせです。 こんにちは。現在、編纂の仕事が入っていて、そのためしばらくの間、定期的にブログを更新することがむずかしくなりそうです。ご理解よろしくお願いします。

「ヘブル人への手紙の著者は女性であった可能性が非常に高い」という意見はどうでしょうか?

Wayne Grudem, Evangelical Feminism and Biblical Truth, chapter 7より翻訳 対等主義側の見解:ヘブル人への手紙の著者は女性であった可能性が非常に高いのです。 この議論は、ギルバート・ビレズィキアンによって展開されています。ビレズィキアンはこう…

「1テモテ2:11-15の箇所は、新約聖書が、旧約聖書を正しく解釈し損なっているのです」という主張はどうでしょうか?

Wayne Grudem, Evangelical Feminism and Biblical Truth, chapter 8より翻訳 対等主義側の主張: 1テモテ2:15-17のような聖句においては、私たちの旧約理解が、新約記者のそれに優っています。 アズベリー神学校のデイビッド・トンプソン教授は、「…

山々を見、永遠性に心を馳せ、神の栄光を想う。(ジョン・マクダフ)

翠嶺(すいれい) John MacDuff, The Glory of God(全訳) ジョン・マクダフ(John MacDuff, 1818-1895)は、19世紀のスコットランドの説教者です。 「山々が生まれる前から、あなたが地と世界とを生み出す前から、まことに、とこしえからとこしえまであ…

季節の移り変わりと神の栄光

5月になり、若葉・新樹の光りは、夏らしい輝きをみせるようになってきています。 「夏めくや椎のかづきし雲のいろ 高橋潤」 春が終わりつつあります。さて、一つの季節が過ぎ去ってしまうことは私たち人間にとって憂いなのでしょうか。それとも歓びなのでし…

「『教会では、妻たちは黙っていなさい』(1コリ14:34)の箇所は、後代の筆記者による挿入句であり、神のみことばではありません」という主張はどうでしょうか?【キリスト教リベラリズムへの下り坂としての福音主義フェミニズム】

Wayne Grudem, Evangelical Feminism and Biblical Truth, chapter 7より翻訳 ゴードン・フィーは、第一コリント人への手紙の註解書の中で、「パウロが1コリント14:34-35を書いたのではない。この箇所は後代の筆記者によって書き加えられたものであ…

聖書解釈の原則――アナロジー・オブ・フェイス(=聖書は聖書によって解釈する)by R・C・スプロール

プロテスタント宗教改革 R.C. Sproul, Knowing Scriptureより翻訳抜粋 宗教改革者たちがローマ教会と袂を分かち、聖書こそが教会の至高の権威であるという見解(Sola Scriptura)を主張したとき、彼らは聖書解釈上の基本原則について細心の注意を払いました。…

「字義的」それとも「文字通り」?――"Literal "という用語に関する本ブログの方針について(私の試験的な試みです)

目次 「字義的」それとも「文字通り」? 追記です 【参考資料1】ディスペンセーション主義は聖書を「字義的に」解釈する教えなのでしょうか。(by コリン・ピアソン) 【参考資料2】"Literal" or "Literalistic"?, How Do We Interpret Bible Prophecy? (…

偉大なる神!汝はなんと無限なる方でしょう!(イサク・ワッツの信仰詩)

偉大なる神!汝はなんと無限なる方でしょう! そして私たちはなんと価値なき虫けらであることでしょう! おお、あらゆる被造物が額ずき 汝に賛美を捧げんことを。 汝の御座は、海や星々が造られるはるか以前に 永遠より据えられていました。 汝はとこしえに…

Κοινωνία(交わり)について

聖書のことばの世界は深く、広く、果てしなく拡がる海原のように思われます。「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた」(ヨハネ1:14a)。 私たちの神様はなぜ私たちに聖書をお与えになったのでしょうか。なぜ聖書はヘブル語やアラム語やギリシャ…

「『牧会職は男性だけに限られます』『妻は夫に従え』というような今日的議論は、19世紀にクリスチャンが展開していた奴隷制擁護の議論とパラレル関係にありませんか?」という主張はどうでしょうか。

日本福音同盟(JEA)のホームページの「女性委員会」のセクションに、世界福音同盟女性委員会出版 「性差によるのか、賜物によるのか」翻訳文と資料・考察という項があり、そこには、マリリン・B.・(リン)・スミス著 Gender Or Giftednessの日本語訳が全文…

「もしも、アダムに権威が与えられた理由が、『アダムがエバよりも先に造られたこと』に由来するのなら、動物が私たちを支配するということになりませんか?」という主張はどうでしょうか。

有名な対等主義の牧師であるグレッグ・ボイド師は、教会内における女性リーダーシップを推進する立場から次のような議論を展開しています。

諸契約の成就者キリスト

美しい北海道の自然、苫小牧(写真) 諸契約の成就者キリスト (苫小牧福音教会 水草修治師)

女性の結婚指輪は、祈りのベールの代わりになり得る??

Jeremy Gardiner, Can Wedding Rings Replace Head Covering? (執筆者:ジェレミー・ガーディナー) 目次 はじめに 理由その1.結婚指輪は、1世紀にも存在していました。(Wedding rings were practiced in the first century too) 理由その2.結婚指輪…

諸文化を超えた恒常性について

source 私たちクリスチャンが聖書を読む際に大切なことは、その中にまず永遠の真理および教理の本質を識別することであり、そしてそれらを表現している一時的な形式からそれらを区別することであるとミラード・J・エリクソン氏は述べています(『キリスト教…

ディダケー(12使徒の遺訓:Διδαχή των Δώδεκα Αποστόλων)第16章 終わりの時

ΙΣΤ' 1. Γρηγορεῖτε ὑπὲρ τῆς ζωῆς ὑμῶν·οἱ λύχνοι ὑμῶν μὴ σβεσθήτωσαν,καὶ αἱ ὀσφύες ὑμῶν μὴ ἐκλυέσθωσαν,ἀλλὰ γίνεσθε ἕτοιμοι·οὐ γὰρ οἴδατε τὴν ὥραν,ἐν ᾗ ὁ Κύριος ἡμῶν ἔρχεται (Ματθ. 24, 42-44. Λουκ. 12,35). あなたがたの人生の歩みによくよく注…

ディダケ―(12使徒の遺訓:Διδαχή των Δώδεκα Αποστόλων)第15章 監督や長老について

ΙΕ' 1. Χειροτονήσατε οὖν ἑαυτοῖς ἐπισκόπουςκαὶ διακόνους ἀξίους τοῦ Κυρίου,ἄνδρας πραεῖς καὶ ἀφιλαργύρους (Α΄ Τιμ. 3,3.8)καὶ ἀληθεῖς καὶ δεδοκιμασμένους·ὑμῖν γὰρ λειτουργοῦσι καὶ αὐτοὶ τὴν λειτουργίαντῶν προφητῶν καὶ διδασκάλων. それゆえ、…

ディダケ―(12使徒の遺訓:Διδαχή των Δώδεκα Αποστόλων)第14章 主日の集まりについて

ΙΔ' 1. Καθ’ ἠμέραν δὲ Κυρίου συναχθέντες κλάσατε ἄρτον καὶ εὐχαριστήσατε, προεξομολογησάμενοι τὰ παραπτώματα ὑμῶν, ὅπως καθαρὰ ἡ θυσία ὑμῶν ᾖ. 主日に集まることに関してであるが、パンを裂き、聖餐を執り行いなさい。ただし、その前に、自分の罪・…

ディダケー(12使徒の遺訓:Διδαχή των Δώδεκα Αποστόλων)第13章 ささげ物について

ΙΓ' 1. Πᾶς δὲ προφήτης ἀληθινὸς θέλων καθῆσθαι πρὸς ὑμᾶς ἄξιός ἐστι τῆς τροφῆς αὐτοῦ. しかし、あなたがたの間に住むことを願っている真の預言者に対しては、食べ物を提供してしかるべきである。

ディダケー(12使徒の遺訓:Διδαχή των Δώδεκα Αποστόλων)第12章 旅びとのもてなしについて

ΙΒ' 1. Πᾶς δὲ ὁ ἐρχόμενος ἐν ὀνόματι Κυρίου (Ματθ. 21,9) δεχθήτω ·ἔπειτα δὲ δοκιμάσαντες αὐτὸν γνώσεσθε,σύνεσιν γὰρ ἕχετε δεξιὰν καὶ ἀριστεράν. 主の御名によってやって来る全ての人を受け入れなさい。 しかしその後、あなたがたはこの人について吟…

ディダケー(12使徒の遺訓:Διδαχή των Δώδεκα Αποστόλων)第11章 預言者と偽預言者の見分けについて

ΙΑ' 1. Ὃς ἂν οὖν ἐλθὼν διδάξῃ ὑμᾶς ταῦτα πάντα τὰ προειρημένα, δέξασθε αὐτόν· それゆえ、誰であれ、前述した全てのことを教えに来るなら、その人を迎え入れなさい。

ディダケー(12使徒の遺訓:Διδαχή των Δώδεκα Αποστόλων)第10章 感謝の祈り

Ι' 1. Μετὰ δὲ τὸ ἐμπλησθῆναι οὗτως εὐχαριστήσατε· お腹が満たされた後、このように感謝をささげなさい。2. Εὐχαριστοῦμέν Σοι, Πάτερ ἅγιε (Ἰωάν. 17,11),ὑπὲρ τοῦ ἁγίου ὀνόματός Σου (Ἰωάν. 17,26),οὗ κατεσκήνωσας ἐν ταῖς καρδίαις ἡμῶν,καὶ ὑπὲρ τῆς…

ディダケー(12使徒の遺訓:Διδαχή των Δώδεκα Αποστόλων)第9章 聖餐について

Θ' 1. Περὶ δὲ τῆς εὐχαριστίας, οὕτως εὐχαριστήσατε· 聖餐に関してであるが、以下のように感謝をささげなさい。 2. πρῶτον περὶ τοῦ ποτηρίου·Εὐχαριστοῦμεν Σοι, Πάτερ ἡμῶν,ὑπὲρ τῆς ἁγίας ἀμπέλου Δαυὶδ τοῦ παιδός Σου (Ψαλμ. 17,11 Λουκ. 1,69)· ἧς ἐ…

ディダケー(12使徒の遺訓:Διδαχή των Δώδεκα Αποστόλων)第8章 祈りと断食について

Η' 1. Αἱ δὲ νηστεῖαι ὑμῶν μὴ ἔστωσαν μετὰ τῶν ὑποκριτῶν.Νηστεύουσι γὰρ δευτέρα σαββάτων καὶ πέμπτῃ·ὑμεῖς δὲ νηστεύσατε τετράδα καὶ παρασκευήν. あなたがたの断食は、偽善者たちのそれであってはならない。というのも、彼ら偽善者たちは、月曜日と木…

ディダケー(12使徒の遺訓:Διδαχή των Δώδεκα Αποστόλων)第7章 バプテスマについて

Ζ' 1. Περὶ δὲ τοῦ βαπτίσματος, οὕτω βαπτίσατε·ταῦτα πάντα προειπόντες,βαπτίσατε εἰς τὸ ὄνομα τοῦ Πατρὸς καὶ τοῦ Υἱοῦ καὶ τοῦ ἁγίου Πνεύματος ἐν ὕδατι ζῶντι (Πρβλ Ἰω. 10,11). バプテスマに関してであるが、以下のようにバプテスマを施しなさい。 …

ディダケー(12使徒の遺訓:Διδαχή των Δώδεκα Αποστόλων)第6章 主のくびき

ΣΤ' 1. Ὅρα, μὴ τίς σε πλανήσῃ ἀπὸ ταύτης τῆς ὁδοῦ τῆς διδαχῆς, ἐπεὶ παρεκτὸς Θεοῦ σε διδάσκει. 誰も、この教えの道からはずれた方向へとあなたを欺き導いていくことのないように気をつけなさい。なぜなら、こういった教えを説く者は、神より離れた者で…