巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

私の辿ってきた道ーーテリー・クラウチャック修道司祭の信仰行程

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目次

  • カナダのカトリック家庭に生まれる
  • 徐々に信仰から離れていく
  • ドラッグと飲酒はじまる
  • 「全てから自由になりたい。」
  • もう何も生きる目的がない。
  • 「聖書を取りて、これを読め」
  • 再生
  • 福音主義教会へ
  • エスキモーたちの元に
  • 修道院へ
  • 【補足】「イエスの祈り」についてのQ&A

 

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生きがい喪失者の心の世界(by 神谷美恵子)

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目次

  • 生きがい喪失者の心の世界
    • 破局感と足場の喪失
    • 価値体系の崩壊
    • 疎外と孤独
    • 無意味感と絶望
    • 自己との関係
    • 不安
    • 苦しみ
    • 悲しみ
    • 苦悩の意味

 

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真実一途ーー三谷隆正

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「だが友よ、君が真実やりたいと思うことは何であるか。君がいのちに懸けても欲しいと思うものは何か。

...われらは真実生きがいのある人生に想いを定めて、一路ただ真実なる一生を眼がけ励めばよい。しかる時、われら真実の人生を握らずに終わるということはない。そうしてもし人生の真を握り得ば、かくてついに真実に生くるを得ば、他の何を失おうと何の悔いがあろうか。

貧何かあらん。

病なにかあらん。

血肉の悲劇また何かあらん。 

人生の真をひたに求め続けてついに得ずということはあり得ない。既にこれを得ば、他はすべてむなしきもの、求むるに値せざるものである。若き日は若き日の夢を持つ。真面目であればあるほど美しい夢を持つ。しかし、それは要するに無知な人間の浅はかな夢想でしかない。人生の実相はもっと苛辣である。真摯なる生活者の一生は失意失敗の連続であることが珍しくない。この意味においては、人の一生は到底その人みずからのつくる所ではない。多くはその人みずからの造ろうとした所と逆な一生である。

 

にもかかわらず、真摯なる生活者の真実なる一生は、その人みずからの願いしより以上に、一層深刻にその人の願いの通りの一生にまで完成する。...人の企画は浅薄幼稚である。その幼稚なる企画が実行されずして、神の博大高邁なる深謀遠慮が実行されるということは、何という幸福であろうか。」三谷隆正『幸福論』より

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私の辿ってきた道ーーローレンス・ファインゴールド師の信仰行程

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目次

  • 無神論者の家庭に生まれる
  • 美術史の教授との出会い
  • キリスト教美術の世界
  • 石像の研究でイタリアへ
  • 「生きていくのがしんどい。もう生きたくない。」
  • 初めてのミサ
  • カトリックか、プロテスタントか
  • ジョン・ヘンリー・ニューマン
  • カトリシズムのユダヤ的ルーツーー連続性の解釈学
  • ユーカリストの神秘
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