『至聖三者』(アンドレイ・ルブリョフによるイコン)出典
「キリスト教礼拝の音楽は三重の意味でロゴスに関係します。キリストにおいて人となったみことば、ロゴスは、個々に意味を与える力ではなく、また単に歴史に意味を与える力でもありません。
そうではなく、創造的な意味、そこから万物が生じ、そこに万有、つまり宇宙が反映するものです。それゆえ、このみことばは、私たちを個々バラバラの状態から、時間と場所を超えて拡がる聖人たちの交わりに導き入れます。それが「広々とした所」(詩31:9)であり、主が私たちを置かれる救済の広場です。
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