巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

真理の探究はむずかしい(by アウグスティヌス)

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いったい時間とは何でしょうか。だれも私にたずねないとき、私は知っています。たずねられて説明しようと思うと、知らないのです。ーーアウグスティヌス

 

目次

  • 真理の探究はむずかしい
  • おお、自分が何を知らないかさえも知らないとは!ーー嘆きと嘆願の祈り
  • この問題の解明を神に乞いもとめる
  • 時間的なものにむかって分散している自己が、神にむかって集められ、一つにされんことを願う
  • おお、光まばゆいうるわしい家よ

 

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黙示と新約聖書の神学(by ジョージ・エルドン・ラッド)

目次(小見出しは読みやすさを考え訳者が任意に作成したものです。)

  • エルンスト・ケーゼマンの論文、大きな反響を呼ぶーー黙示への関心のルネッサンス
  • 黙示思想における終末論的二元論について
  • 「この時代」と「来るべき時代」
  • なぜ彼らは、歴史の中での神の御働きのリアリティーを喪失したのか?
  • 新約聖書の黙示思想とユダヤ黙示思想の違い
  • イエスの教えの中心的主題ーー神の国

 

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アンソニー・C・ティーセルトン著『二つの地平』の書評(by ヴェルン・ポイスレス、ウェストミンスター神学校)

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地平

 

Vern S. Poythress, Review of Thiselton on the Two Horizons, Westminster Theological Journal 43/1 (fall 1980): 178-180.

 

著者名:Anthony C. Thiselton

書名:The Two Horizons. New Testament Hermeneutics and Philosophical Description with Special Reference to Heidegger, Bultmann, Gadamer, and Wittgenstein.

出版社:Grand Rapids: Eerdmans; Exeter: Paternoster.

出版年:1980. 

 

アンソニー・C・ティーセルトンは、福音主義の視点から、本書の中で、新約学に対する哲学的寄与を分析しています。

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オスカー・クルマン(Oscar Cullmann)について(『ベイカー福音主義神学事典(Evangelical Dictionary of Theology)』他)

目次

  • オスカー・クルマン(『ベイカー福音主義神学事典』)
  • オスカー・クルマン(『ティーセルトンのキリスト教神学事典』)
  • 【比較研究のための補足資料】ジェームズ・バー著『時を表す聖書用語(Biblical Words for Time)』目次
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クリスチャンであることの標(しるし)(by フランシス・A・シェーファー)

目次

  •  序
  • この標とはなにか?
  • 人と兄弟
  • 微妙なバランス
  • 真のクリスチャンのために
  • 質の基準
  • 愛における失敗
  • 最後の弁証
  • 正直な応答、目に見える形での愛
  • 「一致」に対する誤った考え
  • まことの一致
  • 可視的な愛
  • 赦し
  • クリスチャンの間で意見の相違がある時
  • 遺憾の念
  • 犠牲の伴う愛
  • 違いの「違い」
  • 実践を伴う愛
  • 分かれても一つ
  • ただ一つのまことの標(しるし)

 

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彼は「越境」しなければならなかったのか?――カルバリー・チャペルから東方正教会への旅路【書評】

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目次

  • はじめに
  • 著者のセブンスデー・アドベンティスト時代
  • ファンダメンタリズムからカリスマ派へ
  • 福音主義教会のカオスの中で
  • 真理はモザイク状のものなのか?
  • 「あなたに与えられている光」に真実に生きればそれでいい?
  • 定義のない看板文字
  • 彼は「越境」しなければならなかったのか?

 

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