巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

宗教改革の霊性ーー礼拝賛美について(by ジャン・カルヴァン、1543年)

What Did the Reformers Believe about the Age of the Earth?

目次

  • 二種類の祈り(Two Kinds of Prayers)
  • 歌うことを通した表現(Expression Through Singing)
  • 音楽の重要性(Importance of Music)
  • 音楽の力(Power of Music)
  • なぜ詩篇を選ぶのか(Why the Choice of the Psalms)
  • 理解を伴った賛美行為の必要性(Singing with Understanding Required)
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神を礼拝することと、妻であることについて

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「恭しい(うやうやしい)」という美しい日本語があります。これは元々、礼(うや)を重ねて形容詞化した語であり、「相手を敬い、礼儀正しく丁寧である」という意味を持っています(大辞泉)

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夕暮れ時に、光がある。

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時として摂理は、ますます暗さを増していくように思われます。それはちょうど、落陽が黄昏(たそがれ)の闇の中に沈み溶け込んでいくかのようです。しかし、そういった自然の常とは反対に、そして私たちの憂いとは反対に、「夕暮れ時に、光があります!」(ゼカリヤ14:7)。

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ダニエル書「第70週の契約」(by メレディス・G・クライン)

目次

  • ダニエル9章の統一性
  • ダニエルの祈りの中における契約テーマ
  • ガブリエルの預言の中における契約テーマ
  • ダニエル9:27における契約
  • 結論
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ベリート〔berith〕とディアセーケー〔diatheke〕ーーそれぞれの起源と意味について(ゲルハルダス・ヴォス著『歴史神学』より)

 目次

  • ベリート(berith)
    • 贖罪の特別啓示(Redemptive Special Revelation)とは何か?
    • ベリートの傑出した特徴点
  • ディアセーケー(diatheke)
    • もう一つの候補語シンセーケー(syntheke)はどうなのか?
    • 翻訳者たち、古(いにしえ)の語義を復元させる
    • ローマ法 vs ギリシャ・シリア法
    • ディアセーケーは 'covenant'("契約")と訳すべきなのか、それとも'testament'("遺言")と訳すべきなのか?
    • 「旧いベリート」と「新しいベリート」、あるいは、「旧いディアセーケー」と「新しいディアセーケー」との間の区分
  • おわりに

 

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「組織神学」と「聖書神学」の結婚(by ヴェルン・ポイスレス、ウェストミンスター神学校)

目次

  • はじめに 
  • 歴史からの教訓
  • 新しい定義
  • 聖書神学に対する組織神学の影響
  • 参考になる資料
    • 文献目録

 

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人間の自由意志と、決定論について(『ベイカー福音主義神学事典(Evangelical Dictionary of Theology)』より)

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Walter A. Elwell, ed., Evangelical Dictionary of Theology, Second Edition, 1984("Freedom, Free Will, and Determinism"の項を全訳)

 

目次

  • はじめに
  • 決定論(Determinism)
    • 自然主義的決定論(Naturalistic determinism)
    • 有神論的決定論(Theistic determinism)
  • 非決定論/自由意志論(Indeterminism)
  • 自己決定論(Self-determinism)

 

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