巡礼者の小道(Pursuing Veritas)

聖書の真理を愛し、歌い、どこまでも探求の旅をつづけたい。

聖書解釈の原則――アナロジー・オブ・フェイス(=聖書は聖書によって解釈する)by R・C・スプロール

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プロテスタント宗教改革

 

R.C. Sproul, Knowing Scriptureより翻訳抜粋

 

宗教改革者たちがローマ教会と袂を分かち、聖書こそが教会の至高の権威であるという見解(Sola Scriptura)を主張したとき、彼らは聖書解釈上の基本原則について細心の注意を払いました。

 

そして、解釈におけるこういった主要原則は、「アナロジー・オブ・フェイス(信仰の類比)」と呼ばれていました。

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「字義的」それとも「文字通り」?――"Literal "という用語に関する本ブログの方針について(私の試験的な試みです)

 目次

  • 「字義的」それとも「文字通り」?
    • 追記です
  • 【参考資料1】ディスペンセーション主義は聖書を「字義的に」解釈する教えなのでしょうか。(by コリン・ピアソン)
  • 【参考資料2】"Literal" or "Literalistic"?,  How Do We Interpret Bible Prophecy? (by Kim Riddlebarger)
    • How Do We Interpret Bible Prophecy?
    • The Dispensational Hermeneutic
    • The Historic Protestant Hermeneutic
    • Literal or Literalistic Interpretation
  • 【参考資料3】An Ultra-Literalist Biblical Hermeneutic (by Stephen Sizer)
    •  1. An Ultra-Literalist Biblical Hermeneutic
    • 1.2  Contradictory Literalism
    • The Jewish People Remain God’s ‘Chosen People’
    • The Restoration to and Occupation of Eretz Israel
    • Jerusalem, The Eternal and Exclusive Jewish Capital
    • The Rebuilding of the Jewish Temple
    • Antipathy Toward Arabs and Palestinians
    • Anxious for Armageddon
    • A Critique of Christian Zionist Theology
    • 参考文献

 

 

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「字義的」それとも「文字通り」?

 

現在、"literal"の訳語である「字義的」「文字通り」という言葉をめぐり、福音主義界でかなりの混乱と意思疎通の行き違いが起こっています。

 

ある方々は、「"Literal"な解釈」というフレーズを文法的・歴史的解釈と同義語的に使っています。あるいはそういう風に使っていると認識しておられます。

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偉大なる神!汝はなんと無限なる方でしょう!(イサク・ワッツの信仰詩)

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偉大なる神!汝はなんと無限なる方でしょう!

そして私たちはなんと価値なき虫けらであることでしょう!

おお、あらゆる被造物が額ずき

汝に賛美を捧げんことを。

 

汝の御座は、海や星々が造られるはるか以前に

永遠より据えられていました。

汝はとこしえに生きておられる神であり、

汝の前にあってあらゆる国々は無きに等しいのです。

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Κοινωνία(交わり)について

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聖書のことばの世界は深く、広く、果てしなく拡がる海原のように思われます。「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた」(ヨハネ1:14a)。

 

私たちの神様はなぜ私たちに聖書をお与えになったのでしょうか。なぜ聖書はヘブル語やアラム語やギリシャ語という人間の言語で書かれているのでしょうか。そしてなぜ「翻訳」という人間の手によるプロセスを経た後にも、それは神のことばとして存在し続け、私たち日本人に、そして世界中の人々に救いの福音をもたらすことができているのでしょうか。

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